大好きなものを大好きだと言う記録-SixTONESオタク日記-

初めて誰かを心の底から応援したいと思った話

わたしとサウナと沼落ちの話

はじめまして。ちこと申します。
#ジャニーズ #沼落ち #アラサー という
それはそれはもうよくあるKWをひっさげ満を持してはてブロ無料開設。

 

『人生はまさかの連続』
これは私を沼落ちさせたとあるグループの大センターがよく語る言葉。

「人生には3つの坂がある。上り坂、下り坂、そしてまさか」

まさか自分が、ジャニーズにハマるなんて。
そんな、日本中探せば大して珍しくもない話。
でも確実に私の世界が色鮮やかになった話。

 

起:それまでのわたし
ワーカホリック代表。寝ても覚めても仕事ばかり。
そこにコロナ禍になってリモートワークなんて、文字通り寝ても覚めても仕事ができる労働環境になっちゃったもんだからこりゃもう始末に負えません。
労働基準法違反で大バッシングされた例の業界にあって、身を粉にして働くのが風習として根強くもあり。しかも現場の実情も見えてないまま半端に改革しちゃったから、
一方の楽のために他方にしわ寄せが来まくる不健全地獄。
チームを守るために、グループ会社の社員(親会社)にガルガルし、クライアントにも時にガルガルし、社内の働かないおじさんにもガルガルし、社員のことを顧みないクソ経営陣(お察し)にもガルガルし。


八面六臂ガルガル状態。

 

え、趣味はあるか?
…あれ、ないかも。

ちゃんと休めてるかって?
寝てても明日の仕事の段取り考えてプレゼン資料の内容が思い浮かぶ。
早く起きてメモ取りたい…う~~~ん(魘されてる)

家庭は良好か?ガルガルの勢いで八つ当たりすることあるよ…(自己嫌悪)
っていうかそんなこと気にしてくれるならもっと業務負荷減らしてくんない?(逆ギレ)
そんな毎日。仕事はやりがいがあったし成長も感じてた。
ありがたいことに期待もして頂いていたと思う。

でも仕事以外を全部犠牲にしている感はどうしても拭えなくて。
そんなに時間と精神を捧げている仕事なのに、この先も続けられるか、続けたいかと自問自答するたびに暗澹たる気持ちにしかならなかった。

 

承:サウナとわたし
ストレスが恒常化しイライラの権化だった私がストレスの輪廻から抜け出せたのは、
まさに全部を脱ぎ捨てた場所だった。夫に連れられ、サウナ活動(サ活)のおともでご近所の銭湯へ。100℃近いサウナ室で常連のおば様方の奔放な過ごし方を見ながら
ここでも懲りずに鬱々としてしまうこびりついたヨクナイ思考。あーもう場所取りしちゃって。いい年なんだからマナー守れよ~~(でも口には出さない)

 

今思い返してみると、思考のほとんどが外に向いていて、自分を顧みる時間なんてなかったと思う。必要以上に批判的になったり、それに囚われすぎてネガティブ強めたり…
我ながら生きづらそうな思考だったな!笑

サウナ室を出て、おば様方の世間話をBGMに外気浴。
デスクワークで凝り固まった頭と体にどんどん血が巡っていくのがわかる。
頭ぐるぐる、体ドクドク。
なーんか自分に関係ないことにまで目くじら立てて
イライラするのばかばかしいな~ぐるぐる。あー風が気持ちいい~ドクドク。


なーんかさあ、
私もっと、自分のことだけ考えてもいいんじゃない??


はた。(何かに気づいた音)

流行語大賞にもなったととのった状態の中で、
もっと自分の感覚や感情のために生きてもいいんじゃないかと思えた。
歯を食いしばって、体をバキバキにしながら働いて、
それで幸せにしたいのって結局だれなのよ?一番は自分でしょ。
大切にしなきゃいけないのって赤の他人の集合体(会社)じゃなくて家族でしょ。


後にこのマインドセットが、
沼落ち後、初めて推しができたオタクのオタ活に拍車をかけていきます。
(詳しくはまた別な回で)

転:きっかけとわたし
その後私が転職を志してからはあっという間。早々に上司に申し出退職交渉をし
(2か月退職時期踏み倒されそうになったの今でも根に持ってるからね←)
引き継ぎをしクライアントとご関係各位にご挨拶周りを重ね。
ようやく退職の権利と有給消化の日々を得ました。が、休みというのに急にぽっかりできた自分時間に慣れず、どうも落ち着かない。ワーカホリックの弊害たるや。うーんYoutubeでも観るか…


当時の激務中の数少ない癒しとして、ジャにのちゃんねるをちまちま視聴していた私。
ジャにのでも観て山田くんに癒されようか…とりあえず自動再生に任せるがまま、
自我もなくぼーっと見ていたら…おすすめの動画…ジャニーズJr.…?
よく知らないなあ…そもそもデビューしてるグループもそんなに詳しくはないし…
自動再生でJrチャンネルの動画が再生される→ジャにのに戻る、を数回繰り返したのち、ある動画以降、ジャにのに戻らなく、いや戻れなくなってしまった。

こちら↓

www.youtube.com

googleの学習機能にこんなに感謝したことはない。
スタイリッシュな衣装、スマートな立ち居振る舞い、美しい立ち姿。
まぶしい笑顔とダンス中の真剣な表情のギャップ、
時折織り交ぜられるコミカルな演出とBIGBAND調のメロディアスな楽曲。
たった3分ほどの動画にこんなにも引き付けられる要素が盛り込まれていて、
なのに6人は軽やかに、カメラを一切感じさせずにさらりとこなしていく。
こんなにスーツが似合う若者たちっているんだ…
え、スマートすぎない?
なにこれおしゃれじゃん…

私の嗜好にこれほどまでにぶっ刺さる楽曲を強制的に視聴させてくれたおかげで私はまんまとこのグループについて、もっと知りたいと思ってしまった。


結:決定打とわたし
アルゴリズムに促されるまま、彼らのチャンネルを片っ端から視聴。そういえば、会社に向かうまでの地下通路にでかでかとラッピングされてたな!?検索してみたら、意識していなかっただけで、彼らに触れる機会は多かったこと、その端々で印象に残っていた彼らのキャラクターなどが次々に繋がっていく。


そしてついに大きく一歩を踏み出すことになる。その日のことは今でも覚えてる。
ちょっとお昼寝して目が覚めた16時前ぐらいで、窓の外は夏のあっつい日差しがこれでもかと照っていた。

私の背中を押したのは

youtu.be


「推さねば。」
もう直感でしかなかった。もうだめだった。

あんなにスタイリッシュに女性をエスコートし
キラキラの笑顔で踊り、大人のスマートさってこういうことだよね~みたいな姿を見せつけまくった6人が、滴る汗にも構わず激しく踊り、がなり客席を煽り、鋭い視線をこちらに向けている。若さゆえの荒々しさ…?そんな言葉では片づけられないほどの、殺気すら感じるオーラ。一瞬で視線も思考も奪われて、没頭するよりほかなかった。

カメラが追い付かないほどに高く遠くへ跳躍し、四面楚歌など構わない、と有無を言わさぬ力強さで宣言し不敵に舌を出し笑う彼…

この彼が私にはてブロまで書かせてしまう最愛の推し、松村北斗

わたしは生まれてこのかた、好きな芸能人は?とか、好きな歌手いる?と聞かれても
自信をもって答えられる対象がいなかった。
「私ミーハーだからそのとき流行ってるのを何となく聞くかな~、あはは!」
この定型文を用意して淀みなく言えるぐらいには熟練の無推し状態だった。

無趣味も相まって、だれかを熱心に応援したことがない自分を後ろめたくも思っていた。好きなアーティストや、好きな俳優がいる友人を心底羨ましいとも。

このYouTubeの当時の彼らはまだデビューしていなかった時分であると。
こんなに鬼気迫ったパフォーマンスで、自分たちだけの力で横浜アリーナをいっぱいにして、こんなに死力を尽くしていたのに、それでも”Jr.”だったんだ…。
彼らの発展途上の時代ですらこんなに本能に直撃するようなパフォーマンスで
「魅せる」ことを解っているのなら
さらに進化したらどうなってしまうんだろう。鳥肌が止まらなかった。
末恐ろしいとさえ思った。

推すということが何たるかもわかっていないくせに、
直感的にこの人を、このグループを、応援したいと思った。
彼らの活動のなんらかサポートができるのなら力を尽くしたいと思えた。

この日からそう遠くない未来に
学生時代からの友人(筋金入のジャニオタ)に
沼落ちをカミングアウトすることになるのだが、
「無料で見るのが申し訳ないと思った、お金を出したいと思った」と伝えたところ
”いいじゃん最高じゃんアラサーのいいところってそういうことだよね!!!”と
手放しで迎え入れてくれた。(彼女の話もまた後日)

そっと「SixTONES ファンクラブ」とgoogle検索してFCに入会し、
今となっては愉快なオタ友たちと楽しく拗らせている。

無趣味だった自分、ありがとう。おかげで毎日新鮮です。
YouTubeアルゴリズムありがとう。
あなたがめげずに勧めてくれたおかげで楽しい世界を知りました。
前の会社ありがとう。
転職してなかったら絶対、SixTONESと自分の人生が交差する日なんてこなかった。
辞めさせてくれてさんきゅーな!!!(爆音)

そしてSixTONES、ありがとう
6人のおかげで、無趣味で無味で、
つらさに支配されてばかりだった毎日が一変しました。
嘘偽りなく、わたしの世界を変えてくれた存在です。

よくある沼落ちエピソードだけど、私だけの大切な思い出話。
たくさんの愛を、この吹けば飛ぶような小さなブログに
そっと集めていきたいと思います。

※深夜テンションなので恥ずかしくなって下げるかもしれません
 笑って許して!←